意外に歴史が古い?!カレーパンの誕生

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カレー雑学

みなさんは、お総菜パンの中で好きなパンはありますか?

「ソーセージパン」「焼きそばパン」も美味しいですよね。

でもやはり「カレーパン」は絶対外せませんよね。

外側はさくさく、カリッ、スパイシーで美味しいカレーがぎっしり。

また、揚げたてのカレーパンは格別ですよね。

カレーパンとはいっても、お店によって形や具材が違っていて、バリエーションが多彩。

カレーパンは、パン屋さんの定番のパンでもあり、コンビニエンスストアでもお手軽に購入できます。

そんなカレーパンですが、いつどこで生まれ、どのようにして日本で食べられるようになったのでしょうか?

今回は、カレーパンについて解説します。

カレーパンって何?

カレーパンは、カレーを具とした総菜パンの一種です。

なぜカレーパンが揚げているのかは、「カレーパンの発祥はどこ?」で詳しく解説しますね。

次にカレーパンの製法や種類についてです。

製法

  • 揚げる…一般的なタイプで、パン粉を付けて揚げています。
    最近ではクルトンを付けて揚げるカレーパンが出現。
  • 焼く…揚げないためヘルシーなイメージです。
    野菜などのトッピングもでき、バリエーションが豊富。
  • ナン…ナン生地に包み込んで焼くまたは、ナンにカレーを付けて食べます。

形・中身のタイプ

カレーパンの形や中身についての画像
写真:CANVA

ちなみに、カレーパンに似ているピロシキというパンがあります。

ウクライナやロシアなど東欧のパンです。

中身は、肉・魚・野菜が入っていたりと、具材に決まりはありません。

ピロシキの画像
写真:CANVA

またジャムなど入った甘いピロシキもあるんです。

揚げるよりも焼いたピロシキが一般的とのこと。

ピロシキが日本にやってきたのは、戦後だそうですよ。

カレーパンの発祥はどこ?

そもそもカレーパンは、どこの国から来たのでしょうか?

カレー+パンの組み合わせからすると、外国の食べ物じゃない?と思われるかもしれません。

実は、カレーパンは日本発祥なんですよ。

では、いつどこでカレーパンが生まれたのでしょうか。

カレーパンに発祥とされているお店を紹介します。

名花堂

1877年(明治10年)深川常磐町にあった名花堂の二代目 中田 豊治(なかた とよはる)さんがカレーパンの生みの親とされています。

当時から地元で親しまれているパン屋でした。

1923年(大正12年)に関東大震災が起きます。

関東大震災から復興する中で、人気のカツレツとカレーにヒントを得て新しいパンを考えました。

試行錯誤の上、パンは完成します。

その後1927年(昭和2年)に「洋食パン」として実用新案登録されました。

これが、カレーパンの起源とされています。

洋食パンの登録内容は、具の入ったパンをカツレツのように揚げる

ただ、具の入ったとは書いてあってもカレーという文言まで書かれていなかったんです。

ちなみに、実用新案権とは、何でしょうか?

実用新案権とは、物品の形状、構造または組み合わせに係る考案を保護するための権利です。

実用新案件=ちょっとした発明

日本弁理士会

この当時からアイディアを実用新案登録しようという発想があったのですね。

くみん
くみん

知的財産なんやね

現在は「カトレア」という名前で営業。

元祖カレーパン」として販売していて、甘口・辛口があります。

お店情報
店名:Cattlea(カトレア)
住所:東京都江東区森下1-6-10
営業時間:7:00~19:00
     8:00~18:00(祭日)
定休日:日・月曜日

もう一つのカレーパン発祥店をご紹介します。

入船ベーカリー

東京都練馬区にあった入船ベーカリー創業者の井戸錠市(いど じょういち) さんです。

1934年(昭和9年)叔父さんの総菜屋の隣でパン屋を始めます。

井戸さんは、アイディアマンでいろいろなパンを作っていました。

ある日、叔父さんの総菜屋で出していたカレーをもらってくることに。

井戸さんは、カレーを使って試してみます。

  • Try 1. 食パンにカレーを挟んでみる
     カレーがこぼれて食べづらいので失敗
  • Try 2. アンパンみたいにカレーを包んで焼いてみる
     パサパサ食感で失敗
  • Try 3.カツレツをヒントにカレーを包んで揚げてみる
     大成功
くみん
くみん

井戸錠市さんのチャレンジ精神、めっちゃすごい!

現在デンマークベーカリーという名前になり、カレーパンのバリエーションが豊富なお店です。

お店の情報
店名:デンマークベーカリー練馬店
住所:東京都練馬区練馬1丁目5-7 
営業時間 7:00~20:00

カレーパンの発祥とされるお店が、令和でも営業しているって本当にすごいですよね。

カレーパン事情

カレーパンは、パンを油で揚げるという斬新さが人気となって、全国に普及されることになります。

ここからは簡単に時系列で解説します。

2002年(平成14年)ごろからカレーパン専門店が増え始めます。

同年東京のお土産で有名な「東京ばな奈」がカレーパンを発売します。

東京ばな奈の伝説のカレーパンは、東京丸の内で一日2千個売り上げたという。

バナナピューレが入っているのが特徴で、2022年に店舗限定で復活しています。

焼きカレーパンと揚げカレーパンの画像
写真:CANVA

  • 2016年(平成28年)に日本カレーパン協会主催の「カレーパングランプリ」を開催
  • 2017年(平成29年)ローソンで、CoCo壱番屋監修「カリパン スパイシーカレー」がカレーパンがレジ横のフードに登場。
  • 2021年(令和3年)セブンイレブンが店内で揚げたてのカレーパンを販売します。
  • 2022年(令和4年)ファミリーマート関西地域限定で店内揚げたてのカレーパン販売。
    同年 名古屋にカレーハウスCoCo壱番屋の新ブランドのスパイス+パンお店が誕生します。「SPICE UP! COCOICHI BAKERY」というお店で、カレーパンの他にもスパイスを使ったパンが並んでいます。

従来のカレーパンと違いますが、カルディコーヒーファームより、「ぬって焼いたらカレーパン110g」を発売。

パンに塗って焼くだけで、サクサクの揚げたてのようなカレーパンの食感が楽しめます。

ご当地カレーパンや全国に個性的なカレーパン専門店が誕生し続けています。

これからもカレーパンも目が離せませんね。

  • カレーパンは、日本発祥のパン
  • 「洋食パン」で実用新案登録した名花堂
  • 入船ベーカリー創業者の井戸錠市さんのチャレンジから生まれたカレーパン
  • カレーパンは、バリエーションが豊富で無限にアレンジできる

関東大震災後に誕生したカレーパン。

揚げたカレーパンから始まり、焼きカレーパンや具材など時代と共に変化し続けています。

今後どんなカレーパンがお店に並ぶのか楽しみですね。

※お店の情報は、2023年5月時点の情報です。

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