ちいかわ大好きの皆さん、こんにちは!
「なんか小さくてかわいいやつ」こと、ちいかわ、ハチワレとうさぎ。
彼らの日常は、草むしりや討伐など、ちょっぴりハードで切ない現実に満ちていますよね。
そんな彼らの生活において、私たち読者の心を捉えて離さないテーマが「食」です。
辛い労働の後の「報酬」として。
仲間と喜びを分かち合う「連帯」として。
そして、時には立ち向かうべき「試練」として。
ちいかわの世界では、ご飯は単なる食事ではなく、彼らの人生そのものを表しています。
今回、着目したのは、ちいかわ単行本6巻・7巻に登場する「カレー」です。(+単行本2巻)
本記事では、以下のカレーエピソードを深掘りします。
- くりまんじゅうの「ハァ…ッ」とため息が出る至福のカレー
- 鎧さんたちが楽しむ、連帯感あふれる「外カレー」
- うさぎに常識は通じない?!うさぎとモモンガの「ふりかけごはんにカレー」
- ちいかわたちが挑んだ、「水が手放せなくなる」鬼カレー
- 結局モモンガがひとりじめ、衝撃の「カレーチャーハン」
- オデとゴブリンが作った「オデカレー」
これらのカレーを通じて、ちいかわたちが「どんな時に幸せを感じ、どんな試練に立ち向かっているのか」、その激辛から至福までの『カレー論』を一緒に探求していきましょう!
【ナガノ先生とは?】「ちいかわ」に潜むダークな魅力と作風の秘密
ちいかわの物語を語る上で欠かせないのが、作者であるナガノ先生の存在です。
ナガノ先生はX(旧Twitter)を中心に、人気に火が付きました。

このブログ書いてる人、ナガノ先生のめっちゃファンやねん。
かわいらしい絵柄からは、想像もつかないようなブラックユーモアや現実の厳しさをミックスした独特の作風で絶大な人気を誇ります。
その影響力は、投稿が瞬く間に数万いいねを獲得し、社会現象になるほどです。
「ちいかわ」以外の代表作としては、LINEスタンプ『自分ツッコミくま』や『ナガノのくま』シリーズなどがあります。
ナガノ先生の作品に共通しているのは、キャラクターたちの「かわいさ」と「不条理」のコントラストです。
常に一生懸命なキャラクターたちが直面する「ままならない現実」や「ちょっと怖い体験」を描いています。
私たちは現実世界の「つらさ」を重ね合わせ、より深く作品に感情移入できるのです。
このギャップこそが、ナガノワールドの核となっています。
【ナガノ先生の作風】「かわいい」と「不条理」のコントラストが生まれる秘密
なぜちいかわは、あんなにかわいいのに時に怖い?
ナガノ先生の作風の最大の魅力である「かわいさ」と「不条理」のコントラストが生まれる秘密を深掘りします。
1. 「かわいい」の裏側に潜む、エモくてダークな魅力
ナガノ先生の作品、特に『ちいかわ』が多くの読者を惹きつける最大の理由は、「かわいい」と「不条理(ダークな現実)」が同居しているという独特の作風にあります。
- 表の顔(かわいい): ちいかわ、ハチワレ、うさぎといった「なんか小さくてかわいいやつ」の、癒やされるビジュアルと純粋な言動。
- 裏の顔(不条理): 労働の厳しさ、怪異との遭遇、理不尽なシステム(報酬の変動など)、そして弱肉強食を思わせる生存競争。
このギャップがあるからこそ、ちいかわたちがささやかな幸せを手に入れた瞬間に、読者は心の底から「よかったね」と共感し、その幸福感が倍増するのです。
2. 共感を呼ぶ「ままならない人生」
ナガノ先生の作風は、ただダークなだけでなく、現代社会の「ままならない現実」をユーモラスに表現しています。
- 頑張り続ける姿: 一生懸命働いても報われないことがあるし、理不尽な出来事が突然降ってくる――。これは多くの大人が抱える人生の「つらさ」そのものです。
- 希望と受容のバランス: 先生の作品は、読者を絶望させることはありません。「つらいことがあっても、美味しいものを食べたら、また明日頑張れる」というシンプルなメッセージがあります。
この視点が、単なる「かわいいキャラクター漫画」ではなく、大人の読解力を刺激する深みを生み出しています。
セクション1:至福と報酬のカレー(6巻・7巻・2巻)
ちいかわ世界で食べるカレーは、まさに頑張った者へのご褒美!
くりまんじゅうや鎧さんたちの「至福の瞬間」から、労働と食の繋がりを読み解きます。
1. くりまんじゅうの「カレー」
くりまんじゅうが自作またはどこかで調達してきたカレーのシーンです。
単行本6巻で描かれるくりまんじゅうのカレーのエピソードは、彼の日常における「食の楽しみ」を象徴的に示しています。
- 登場人物: くりまんじゅう(お酒の資格保持)
- シチュエーション: 自作または調達してきたと思われるカレーを外で楽しむシーン。
- 行動: 静かに、そして心底満足した表情でカレーを口にし、酎ハイを嗜みます。
- 特徴的な描写: カレーのお供、らっきょうを食べた後、酎ハイを飲んで「ハァ…ッ」という満足感あふれる擬音と表情。この擬音が、言葉以上に彼の満たされた気持ちを伝えています。
🍶深掘り:くりまんじゅうの「ハァ…ッ」に込められた、大人の「ご褒美」論
くりまんじゅうのカレーのシーンは、なぜ多くの読者の共感を呼ぶのでしょうか。
それは、彼の「食のスタイル」が、ちいかわ世界の報酬と幸福の構造を非常にリアルに描いているからです。
1. 「頑張った自分」への最高の報酬
- 労働と対価: くりまんじゅうも、ちいかわたちと同様に草むしりや討伐を頑張っています。彼のカレーは、その努力によって得られた報酬(お金)を使って自ら手に入れた「労働の対価」です。
- 至福の瞬間: 誰も邪魔しない空間で、好きな飲み物を片手に、熱いカレーを食べること。この一連の行為は、まさに「大人の至福」です。
2. 「孤独」ではなく「孤高」のグルメ
- 静かな時間: ちいかわやハチワレのようにワイワイと食事をするのではなく、くりまんじゅうは基本的に一人で静かに食事を楽しみます。
- 高い満足度: しかし、彼の表情から読み取れるのは、孤独ではなく、自分の好みを追求し、心から味わうという高い満足度です。彼の「ハァ…ッ」は、自己完結した満足感を表しています。
くりまんじゅうのカレーは、私たち自身の「仕事終わりのビール」や「ちょっと贅沢なおやつ」のように、日々の小さな頑張りが報われる瞬間を象徴しているのです。
2. 鎧さんたちの「外カレー」
単行本7巻に登場する鎧さんたちの「外カレー」のシーンは、物語の中核を担う鎧さんたちが勢ぞろいし、和やかに食事をする様子が描かれています。
- 登場人物: ポシェットの鎧さん、ラーメンの鎧さん、労働の鎧さん。
- シチュエーション: 鎧さんたちが、屋外で調理した(または持ち寄った)カレーを囲んでいます。
- 描写の特徴: ちいかわたちの食事のように激しい感情(喜びや悲しみ)の描写は少なく、静かで落ち着いた雰囲気の中で、黙々と食事を享受している様子が印象的です。
- 「外」の要素: 彼らが自然の中で調理し、食事をする「外ごはん」のスタイルは、「大自然と共存」をしていることを印象付けています。
🛡️ 深掘り:鎧さんたちの連帯感と「プロの日常」
この「外カレー」のシーンから、ちいかわたちの物語とは一線を画した、鎧さんたち自身の文化を知ることができます。
1. 「連帯」を深める食事
- プロフェッショナルの休憩: 鎧さんたちは、ちいかわ族の生活を裏で支える(労働の受付、アイテムの作成、飲食店の経営など)プロフェッショナル集団です。
- 集団の結束: 彼らが集まってカレーを食べることは、単なる食事ではなく、お互いの業務や生活を共有し、集団としての連帯感を再確認する場となっています。
- 静かな優しさ: 激しい会話がなくても、同じカレーを囲む行為自体が、互いを理解し支え合っているという静かな優しさを表現しています。
2. カレーが象徴する「異世界感の緩和」
- 共通の味覚: 鎧さんたちは見た目も役割も特殊な存在ですが、彼らがちいかわたちと同じように「カレー」を食べます。
- 日常の描写: 彼らの「外カレー」は、特別な儀式ではなく日常の延長です。私たちと同じように「食」を楽しむ姿に親近感が生まれます。
3. 労働の鎧さんの「激辛の粉」に見る意外な側面
- 労働管理者の衝動: 労働の鎧さんは、日頃、ちいかわたちの労働を管理する冷静沈着な立場です。しかし、この時だけは「なんか激辛の粉」をハイテンションで丸々一本投入するという衝動的な行動を見せます。
- 刺激への渇望: この行動は、単調になりがちな労働管理の日常の中で、強い刺激や変化を求めているのかもしれません。
3.【追加】うさぎとモモンガの「ふりかけごはんにカレー」
単行本2巻の最後に描かれるこのエピソードは、この世界に存在する「無限の食料源」を舞台にしています。
- 登場人物: うさぎ、モモンガ
- 場所: 無限白米湧きどころ(炊飯器のような形状で、絶えず白米が湧き出る場所)。
- シチュエーション:
- 以前、うさぎが白米湧きどころにふりかけをかけた結果、その場所からはふりかけ味のご飯が湧き出すようになっていました。
- そこにモモンガがやってきて、そのふりかけ味のご飯を美味しそうに食べています。
- その様子を見ていたうさぎは、さらにそのふりかけご飯湧きどころに、躊躇なくカレーをかけます。
- 結末: うさぎの行動に対し、モモンガが怒りの表情を見せるという、シュールな終わり方をしています。
💖 深掘り:「ルールを無視する」うさぎの自由とモモンガの焦燥
この短いエピソードは、「食」を巡るキャラクターの個性、そして根本的なルールに対するうさぎの特異な立ち位置を示しています。
1. うさぎの「ルール無視」と規格外の自由
- 湧きどころのルール: 無限白米湧きどころは、本来「白米」を供給する場所ですが、うさぎの行動により「ふりかけ味」へと性質が変わってしまいました。
- 「かけるなッッ」の叫び: 今回、うさぎは「ふりかけ味のごはん」という既に完成されたものに、さらに「カレー」をかけるという、食の常識を無視した行動に出ます。
2. モモンガの「食への執着」と焦燥
- 既得権益の崩壊: モモンガは、「ふりかけ味のごはん」という美味しい恩恵を受けていました。しかし、うさぎがカレーをかけた瞬間、モモンガにとっての「美味しい状態」が台無しにされます。
- 「かわいい」の限界: 常に自分が一番でありたいモモンガは、他者の食事すらも欲しがる強い「食への執着」を持っています。しかし、このエピソードではうさぎの「自由さ」には勝てないといういら立ちがみえました。
それは、ちいかわ世界において、カレーが「至福」から「試練」、そして「規格外の自由」まで、あらゆる感情とシチュエーションを包括する特別な存在であることを改めて証明しています。
セクション2:試練と葛藤のカレー(7巻)
至福のカレーの次は、過酷な激辛に挑むちいかわたち!
「鬼カレー」を通して、彼らの日常に潜む「人生のハードモード」と、それに対する葛藤と成長を深掘りします。
1 鬼カレー
単行本7巻で描かれた「鬼カレー」は、ちいかわたちが遭遇する数々の試練の中でも、特に印象的な「食の荒行」として知られています。
- 登場人物: ちいかわ、ハチワレ、うさぎ
- シチュエーション: カレー屋「うまカレー」にて。「カレー👹」という、燃える鬼のマークが描かれたメニューを注文します。
- 描写の特徴:
- 店内に店主らしき鎧さんがいる。
- ちいかわは一口食べた瞬間から顔が真っ赤になり、震えが止まりません。
- ハチワレは、辛さの奥に旨味を感じている。顔に汗をかきながらも挑戦し続けます。
- うさぎは、真っ赤になって、食べる手が停止。しかし無言で鬼カレーを早食いします。
- ハチワレが発した「水が手放せなくなるよッ」というセリフが、このエピソードの名言となります。
😈 深掘り:激辛カレーが示す、ちいかわ世界の「ハードモード」
この「鬼カレー」は、単なる激辛グルメ漫画のワンシーンではありません。
ちいかわの世界が持つ「ハードな現実」と、それに対するキャラクターたちの「葛藤と成長」を象徴しています。
1. 「鬼」が象徴する避けられない試練
- 日常に潜む過酷さ: ちいかわの世界では、敵(怪異)との戦いだけでなく、日常の食事にも「激辛」「鬼」といった過酷な要素が潜んでいます。
- 逃げられない選択: メニューは「鬼カレー」ひとつ。逃げ場がなく、目の前の激辛カレーに挑まざるを得ない状況です。
2. 三者三様の「葛藤」と「耐性」
- ちいかわ:素直な反応
- 辛さに打ちのめされ、身体が震えるちいかわ。それでも、水を飲みながら頑張って食べようとしますが、あまりの辛さにフリーズしてしまいます。
- ハチワレ:「哲学」で乗り越える
- ハチワレの「水が手放せなくなるよッ」というセリフは、激辛という状況を達観した事実として受け入れているようです。
- うさぎ:規格外の「強さ」
- うさぎでも一口食べであまりの辛さに一時停止します。その後ウサギは、カレーを早く食べることを選択。彼の並外れた適応力が高いことを示しています。
3. 「激辛」後の連帯と達成感
- 試練の共有: 激辛という困難を共に食べることで、ちいかわ、ハチワレとうさぎの間に新たな連帯感が生まれました。
- 小さな成長: 食べきった後の満足感は、単なる食事の終わりではなく、「この激辛を乗り越えた!」という小さな達成感につながります。
激辛の追体験!丸美屋&セブンの鬼カレー実食レビュー
ちいかわたちが挑んだ「鬼カレー」の辛さを体験!
セブン-イレブンのコラボ商品と丸美屋を実食し、「水が手放せなくなる」激辛レベルを徹底レビューします!
1. セブン-イレブン「鬼辛カレー」(2025/12/2発売)の感想
セブン-イレブンで発売された「鬼辛カレー」を実食し、その衝撃的な辛さと満足感をレポートします!

🌶️ 辛さのレベルと特徴
口に入れた瞬間、辛さが即座に押し寄せてくる強烈なファーストアタックが特徴的です。
体感として、普段私が食べているCoCo壱の2辛ぐらいの辛いと感じました。
特に、飲み込む際に喉の奥がチリチリと痛むほどの刺激があり、この辛さの正体が裏面の成分にあるハラペーニョではないかと推測されます。
🥩 旨みと食べ応え
しかし、ただ辛いだけではありません。
激しい辛さの中にしっかりとした旨味が感じられ、美味しく食べ進めることができました。
予想以上に牛肉がゴロゴロと入っており、食べ応えも抜群です。
ボリューム面でも満足度が高く、本格的な味わいです。

🥵 完食への道と残る辛さ
あまりの辛さに、自宅にあった福神漬けを普段の1.5倍投入して、何とか完食!
食べ終わった後も、口の中に辛さがしばらく残り続けます。
この激辛カレーを、顔を赤くしながらも見事に食べきったハチワレとうさぎの奮闘ぶりを思うと、改めて彼らの強靭さに感心せずにはいられませんでした。
これはまさに、ちいかわ世界の「食の荒行」を体現した一品です!
2. 丸美屋 ちいかわ「鬼辛カレー」の感想
丸美屋の「ちいかわ鬼辛カレー」にも挑戦!
レトルトなのに、袋を開けた瞬間から辛い匂いが漂ってきて、食べる前から覚悟が必要でした…。

⚡️ 辛さのインパクトがすごい!
レトルトパックを開けた瞬間から辛そうな匂いが立ち込め、赤茶色っぽい見た目。
口に入れた瞬間いきなり強烈な辛さが襲来し(一口目から容赦ない)、体感としてはセブン-イレブンの鬼辛カレーよりもさらに辛く感じました。
ココイチの3辛以上のレベルに匹敵するかもしれません。
😋 辛いけど、美味い!
激烈な辛さの中にも、ちゃんとビーフの旨味が感じられ、「辛いけど美味い」という絶妙なバランスを保っています。

🛡️ 辛さ対策の決意!
事前の口コミで辛いと聞いていたため、福神漬けに加え、ポテトサラダを準備!
今回はハチワレの「一回飲んだら、水が話せなくなるよ」という言葉を信じ、水は飲まずにポテトサラダで辛さを凌ぎました!これが大正解でした👏
🥄 具材について
具材は一般的なレトルトカレーと同じで、シンプルです。
このカレーは具材よりも、純粋に「辛さ」と「旨味」を楽しむためのレトルトだと感じました。
ちいかわの可愛らしいパッケージとは裏腹に、辛さは本物!
セブン-イレブンの鬼辛カレーを完食できた方も、これは格上の辛さなので、ポテサラなどの対策をして挑むことをおすすめします!
セクション3:生存戦略と居場所のカレー(7巻)
カレーを食べるのはかわいいやつらだけじゃない!
モモンガやオデといった異形の存在の「食」には、この世界のルールを超えた生存戦略や、切ない居場所の探求が隠されていました。
1.モモンガの「カレーチャーハン」
このエピソードは、モモンガと、彼(彼女)に協力的なモブが登場する食のシーンです。
- 登場人物: モモンガ、モブ
- シチュエーション:
- モモンガの頭から、キノコが生えている状態。
- モブが、そのキノコを使って料理(チャーハン)を作ります。
- 場所はモブの家(本がたくさん積まれた部屋)。
- 描写の特徴:
- モモンガは、自身の一部であるキノコが料理に使われることに特に抵抗を見せず、むしろ「はやく食べたい」と催促しています。
- モブが作ったのは、「カレーチャーハン」。モモンガはそれを嬉しそうに食べ、モブも満足げです。
- 結末: モモンガは我慢できずに、カレーチャーハンを全て食べ尽くした。
🍄 深掘り:自己消費とモラル、そして「かわいい」の特権
この「カレーチャーハン」のシーンは、ちいかわ世界の「食」のルールがモモンガという存在によって歪められる様子を描いています。
1. 「自己消費」という食のモラル崩壊
- 食のモラル: 通常、ちいかわ世界での「食」は、労働の報酬、または討伐した怪異から得たものよって賄われます。しかし、このエピソードでは、モモンガ自身の身体の一部(キノコ)が食材として使われています。
- モモンガの特権: モモンガは、「自分自身がかわいいこと」を武器に、他者に尽くさせ、その対価としてキノコを差し出しているように見えます。
2. モブの「献身」と知的な背景
- モブの役割: モブは、モモンガの要求に応え、調理という労働を献身的に行っています。
- 知識と探究心: モブの部屋には本がたくさん積み上げられており、彼が知識欲の強いキャラクターであることが示唆されます。
3. カレーチャーハンが象徴する「ジャンクな幸福」
- 手軽さと高カロリー: カレーチャーハンは、「カレー」という濃厚な味と「チャーハン」というジャンクな満足感を組み合わせた、高カロリーで背徳感のあるメニューです。
- モモンガの嗜好: このメニューは、手間をかけずに即座に、最高の幸福感を得たいというモモンガの奔放でわがままな性格によく合っています。「なんでもあり」の生存戦略ですね。

なんやて!? 2024年の12月にセブンで『モモンガのきのこカレーチャーハンおむすび』出てたんか! あ〜〜〜、食べ損ねてもうたわ。 めっちゃ悔しいやんか!! ほんま、残念やわ!
2.「オデカレー」とゴブリン
このエピソードは、激辛で有名な「うまカレー」の店を舞台に、オデとゴブリン、そしてシーサーらが関わる物語です。

この話は単行本でしか読まれへん、書き下ろしらしいで。ちいかわのInstagramも確認したけど、やっぱり載ってへんかったわ。」
- 登場人物: オデ、ゴブリン、シーサー、モブ。
- シチュエーション: 激辛「うまカレー」の店主が外出中に、オデとゴブリンが来店します
- 誤解と挑戦: 二人はこの店をセルフサービスのカレー屋だと勘違いし、店内にあったカレーを勝手に食べ始めます。あまりの激辛さに驚愕します(「鬼カレー」と推測)。
- オデの料理: 激辛に驚いたオデは、店にあったりんごと蜂蜜を投入し、辛さを緩和しつつ、独自の「甘口オデカレー」を完成させます。
- 美味しい味: たまたま来店したシーサー、さらには他のモブたちもこのカレーに満足します。
- 居場所の予感: オデは、みんなが自分の作ったカレーを喜んで食べている様子を見て、「ここが…居場所かも」と感じます。
- 結末: しかし、大繁盛している最中、本来の店主が帰ってくるのでした。
🍎 深掘り:異形が創造した「やさしい味」と居場所の切なさ
オデカレーのエピソードは、ちいかわ世界における「異形」と「居場所」という重いテーマを、「カレーの味」の変化を通して描いています。
1. 「激辛」から「やさしい味」への変容
- オデの優しさ: 激辛の「鬼カレー」に、りんごと蜂蜜という甘みを加えるというオデの行為。
- 共同体への貢献: オデは、力を利用して何かを奪うのではなく(モモンガの逆)、他者に喜びを提供するという行動をします。
2. 「居場所」の探求と喪失の切なさ
- オデの感情: オデが「ここが…居場所かも」と感じた瞬間は、彼が単なる怪異ではなく、誰かに認められ、受け入れられたいという普遍的な欲求を持っています。
- あっけない結末: 店主の帰宅という「ルール」の現実によって、その居場所は一瞬で崩れ去ります。
【まとめ】カレーが紡ぐちいかわの世界
今回の2巻・6巻・7巻のカレーエピソードを巡る旅を通して、「ちいかわ」の世界がどれほど深く、多様な構造を持っているかが見えてきました。
カレーは、ちいかわ世界のあらゆる側面を映し出しています。
- くりまんじゅうのカレーは、労働の対価として得た「孤高の至福」を教えてくれました。
- 鎧さんたちの外カレーは、プロフェッショナルの「穏やかな連帯」を示しています。
- 「ふりかけごはんにカレー」は、うさぎのルールを無視した自由奔放な食の探求心と、それによって振り回されるモモンガの強烈な食への執着が浮き彫りになるエピソードです。
- ちいかわたちの鬼カレーは、「水が手放せない」ほどの激辛という形で、彼らの日常に潜む「避けられない試練」と、それに向き合う「小さな勇気」を象徴していました。
- モモンガの「カレーチャーハン」は、頭に生えたキノコをモブにカレーチャーハンにしてもらったが、感謝もせずに全てを独り占めするという利己的な食への執着を見せつけました。
- オデのカレーは、ルールを破ったとはいえ、コミュニティへの「居場所」を求めつづけています。
激辛もあれば至福もある。
この世界のカレーの味の幅こそが、私たち読者が共感する「人生のハードさと、そこにあるささやかな幸福」の構造なのです。
次にちいかわたちがどんな「食」に遭遇するのか、楽しみに待ちたいですね!



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