「キン肉マン」に登場する超人のなかで、最も異彩を放つ一人、カレクックをご存じでしょうか?
彼はインド出身の残虐超人で、トレードマークは頭上に載せたカレーライス。
このカレーは、極めて残忍な凶器として使用されます。
しかし、その残虐性の裏には、彼なりの「カレー」への並々ならぬ愛と哲学が隠されているのです。
本記事では、この特異なカレー超人カレクックの深い魅力に迫ります。
カレー超人カレクックの「真の魅力」とは?
キン肉マンのファンなら誰もが知る、強烈な印象を残したカレクック。
彼は頭上に載せた本物のカレーを凶器とする、インド出身の超人です。
カレクックのプロフィールと、なぜ彼がカレーを命運を分ける存在として扱うのか。
その基本情報と戦闘スタイルを深掘りします。
インド出身!超人オリンピックでの強烈なインパクト
彼の初登場は、「第20回超人オリンピック編」の1回戦。
キン肉マンの公式戦初戦相手がカレクックでした。
カレクックは、世界三大残虐超人の一人です。

ラーメンマン、ブロッケンマンも世界三大残虐超人なんやて。
インド出身の残虐超人、カレクックは、身長200cm、体重105kg、超人強度60万パワーという体格を持ちます。
彼の最大の特徴は、頭に載せられた、湯気を立てるカレーライスです。
【外見的特徴】
彼はヒンドゥー教の修行僧(サドゥー)を思わせるスキンヘッドと浅黒い肌を持ち、服装は袈裟のようなコスチュームです。
顔には鼻がなく、鋭くつり上がった目つきと厚い唇が印象的で、額には縦二本線が入った模様があります。
胸元には、インドを示す「印」が刻まれています。
【口癖】
カレクックの口癖は「ムッサー」です。
残虐超人カレクックの必殺技の一覧はこちら。
| 必殺技名 | 技の特徴 |
|---|---|
| ガラムマサラサミング | 【封じ技】対戦相手の目にカレールーこするつける。相手を失明させ、無力化する技。 |
| ガンジスブリーカー | 【関節技】両手を地面につけたまま両足で相手の背骨や腰にダメージを与える技。 |
| マンダラファイヤーボール | 【浴びせ技】自分の体をえび反りにし、足を頭につけたまま、両手を広げて回転。火の玉のように体当たりする技。 |
| デモリッション・アーサナー | 【打撃技】両腕を頭上で組み上げるヨガのポーズから、手刀をもって相手の傷を深奥から抉り取る残虐技。 |
| チャルカスティング | 【打撃技】高く舞い上がり、杭を打ち込むようなキックで、相手の胴体を貫く飛び蹴り技。 |
| オールスパイスシールド | 【投げ技】カレーを弾幕のように拡散させて相手に投げつける技。 |
| カレールーガウジング | 【注入技】カレールーを、相手の傷口にすり込む。傷口からの激痛により相手に苦痛を与える技。 |
シンの物語:なぜ残虐超人カレクックになったのか
人気超人カレクックは、なぜ頭にカレーを載せた残虐超人となったのか?
その衝撃的な誕生の秘密は、ゆでたまご先生による読切作品『キン肉マン超人列伝 カレクック-愛と怒りの聖人-の巻』で明かされています。
このエピソードは、2016年『グランドジャンプ』21号に掲載された後、ウェブでも再掲載され、ファンの間で大きな話題となりました。
真面目な修行僧であったシンが、どのようにして冷酷な残虐超人カレクックへと変貌したのかを描いています。
1. 師匠との約束と厳格な掟
シンは、アジャンタ師匠のもとで格闘技「頭戴格闘術(マーラレスリング)」を学んでいました。
彼の技術は既に完璧でしたが、師匠は「技に怒りの感情が強すぎる」として、なかなか免許皆伝を認めませんでした。
免許皆伝の条件は、「一年間、何があっても怒りを表に出さないこと、そして勝手に頭に物を載せないこと」でした。
特に、辛い「怒りの象徴」であるカレーを載せることは絶対に禁じられていました。
もし守れば、師匠の頭に載っているナンを模した「花冠(マーラ)」という超人パワーを引き出す証を受け継ぐ、伝承者になれるはずでした。
2. 怒りと恋:試練の始まり
旅に出たシンは、免許皆伝まであとわずかという時期に、市場で働くカレー屋の娘ミーナに一目惚れします。
彼の心は恋に揺れ動きますが、その平穏は長くは続きません。
そこに、ケンブリッジマンという超人レスラーと彼の手下たちが現れ、市場の人々から理不尽に金を巻き上げる悪事を始めます。
さらには、ケンブリッジマンは人間相手に自身の必殺技を仕掛けるという非道な暴力にまで及びました。

ケンブリッジマン、大英帝国インド超人総督の末裔なんやて。なんて卑怯なやつや。
「怒りを禁じられている」シンは、手を出せずに無抵抗でやられてしまいます。
3. 禁忌を破り、外道へ
ミーナの介抱で回復し、免許皆伝まであと一日となったその時、シンは再び市場で悪事に出くわします。
ケンブリッジマンは、愛するミーナが麻薬を不法に所持していたと無実の罪を着せ、彼女を逮捕し市場を乗っ取ろうとしたのです。
愛する人を救うため、そして理不尽な悪事に怒りを抑えきれなくなったシンは、ついに禁じられていた「カレー」を頭に載せます。
カレーを載せた瞬間、シンは別人のような強さを手に入れ、ケンブリッジマンを瞬殺。
市場の平和は取り戻しましたが、その凄惨(せいさん)な残虐殺法と血まみれの姿は、ミーナを含む人々から恐られる結果となりました。
正統な伝承者の道を絶たれ、人間からも拒絶されたシンは、頭にカレーを載せた外道、残虐超人カレクックとして生きる道を選んだのです
旧シリーズの不遇から新シリーズでの活躍へ
初登場時、カレクックはキン肉マンの自滅に近い形で勝利を逃し、どこかコミカルなギャグ超人としてのイメージが先行していました。

『キン肉マン』の連載はな、1979年(昭和54年)に『週刊少年ジャンプ』で始まったんや。で、テレビアニメの方は1983年(昭和58年)の4月から放送開始されたんやで。
旧シリーズでは、頭上のカレー皿が割れると戦意を喪失して逃げ出すという、不遇な結末を迎えてしまいます。
しかし、彼の真の魅力は、時を経て描かれた新シリーズで大きく開花します。
物語は「完璧超人始祖(パーフェクトオリジン)編」で一変。

『キン肉マン』の始祖(オリジン)編はな、コミックス38巻から60巻まで、約6年も続いた超人気シリーズなんや。無量大数軍(ラージナンバーズ)とか、めちゃ強な始祖11人とバチバチにやり合う激動のストーリーやで!
カレクックは、残虐超人としてのルーツを持つ誇り高きファイターとして、強大な敵とのシリアスな真剣勝負に挑みます。

最初は敵役やってんで。『世界三大残虐超人』の一人として出てきてな、初めはキン肉マンらとバチバチにやり合っとったんや。

物語が進むにつれて(黄金のマスク編のあたりからかな)、いつの間にかキン肉マンを応援する正義超人の仲間に加わっていたんだよね。 今となっては、もう立派な重鎮だよ!続編の『II世』だと、若手を育てる『伝説の正義超人(レジェンド)』として、みんなに一目置かれる存在になっているんだ。
【衝撃実録】そのカレー、残虐につき。カレクックの「アタマ」を喰らう。
キン肉マン屈指のインパクトを持つ超人、カレクック。
彼の最大のアイデンティティであり、必殺技の源でもあるのが、常に頭上に載せられたカレーライスです。
ファンなら一度は妄想したことでしょう。
「あのカレー・ルー攻撃に使われるカレーは、一体どんな味なんだろう?」と。
そんな長年の疑問に応えるのが、まさかのレトルトカレー化を果たした「カレクックのアタマカレー」です!

カレクックの頭の上にある、あのカレーがついに現実に!
実際に食べてみると、まさに「残虐超人」の名にふさわしい、凄まじいこだわりが詰まった一皿でした。
1. 圧倒的な存在感!具材と香りの第一印象
封を切った瞬間、まず驚くのはその具材の大きさです。
- ゴロゴロとした肉の塊とじゃがいもが贅沢に入っており、レトルトとは思えない食べ応えがあります。
- そして、食べる前から鼻を突く「辛そうな匂い」。この香りだけで、これから始まる戦いの激しさを予感させます。
2. ギャップに驚く!「甘み」の後の「スパイスの嵐」
一口食べてみると、最初は意外にも「あれ、甘い?」と感じます。しかし、油断したのも束の間……
- 直後にカルダモンとブラックペッパーの刺激が怒涛の勢いでやってきます!
- 香辛料が非常に強く、複雑に絡み合うスパイスの風味が口いっぱいに広がります。

3. まさに凶器!後を引く強烈な辛さ
食べ進めるほどに、後味の辛さがどんどん増していきます。
- 食べ終わった後も続くヒリヒリ感は、まさに本格派。
- カレクックの必殺技である「カレー・ルー・ガウジング」や「ガラムマサラ・サミング」、さらには「オールスパイス・シールド」を直接食らったら……と想像すると、その破壊力の大きさに震えます。
総評:ファン納得の「闘うカレー」
このカレーは単なるキャラクターグッズではありません。
カレクックの「怒り」と「誇り」をスパイスで表現したような、破壊力抜群の激辛カレーでした。
甘みと辛さの波状攻撃は、まさにリング上のカレクックそのもの。
辛いものが好きな方はもちろん、彼の「残虐のルーツ」を体感したいファンにはたまらない一品です!
カレクックのアタマカレー
キン肉マン公式オンラインストア:https://x.gd/xMjCw(短縮アドレス使用)
【まとめ】🍛 カレーは命運!カレクックが背負う「愛と怒りの哲学」
キン肉マンの残虐超人カレクックとカレーの結びつきは、単なるキャラクター設定を超えた深い因果関係があります。
彼の頭上のカレーは、単にインド出身の象徴であるだけでなく、超人パワーの供給源であり、超人としての力の媒体です。
しかし、さらに重要だったのが、彼の過去の悲劇でした。
本来、怒りを封印し「花冠」を載せるはずだったシンは、愛する人々を守るための怒りの爆発により、禁忌のカレーを頭に載せ、師匠から破門されます。
これにより、カレーは彼の「愛」と「哲学」を凝縮した存在であると同時に、「残虐性」と「凶器」の象徴となりました。
彼の超人人生の全てが、この頭上のカレーに託されているのです。
さあ、あなたもカレクックが背負ったカレーの奥深い意味を知り、改めて彼の試合を見つめ直してみてはいかがでしょうか?


コメント