カレーパンの歴史|誕生から現代まで!人気の秘密を徹底解剖

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カレー雑学

国民的パン「カレーパン」。

サクサクの衣に包まれたスパイシーなカレーは、老若男女問わず愛される定番の味です。

しかし、このカレーパンがいつ、どこで生まれたのか、その歴史を知る人は意外と少ないのではないでしょうか?

本記事では、カレーパン誕生の秘密から、時代と共に変化してきた進化の過程、そして現代でも愛され続ける人気の秘密まで、徹底的に解剖します。

奥深いカレーパンの歴史を紐解き、その魅力を再発見してみましょう!

カレーパンって何?

カレーパンは、スパイシーなカレーをパン生地で包み、揚げたり焼いたりして作られる人気の総菜パンです。

その独特な形状と食感、そして食欲をそそる香りは、老若男女問わず多くの人々に愛されています。

なぜカレーパンが揚げているのかは、「カレーパンの発祥はどこ?」で詳しく解説しますね。

次にカレーパンの製法や種類についてです。

製法

次に、カレーパンの製法について見ていきましょう。

カレーパンの製法は、大きく分けて「揚げカレーパン」と「焼きカレーパン」の2種類があります。

揚げカレーパンと焼きカレーパンの写真
写真:Canva
  • 揚げカレーパン…一般的なタイプで、パン粉を付けて揚げています。
    サクサクとした食感が特徴です。
    最近ではクルトンを付けて揚げるカレーパンもあります。
  • 焼きカレーパン…揚げないためヘルシーなイメージです。
    比較的あっさりとした味わいが楽しめます。
    野菜などのトッピングもでき、バリエーションが豊富です。

最近では、ナンを使ったカレーパンがあります。
通常のパン生地の代わりにナン生地を使用し、カレーを包んで焼き上げます。
ナン特有のモチモチとした食感と、カレーのスパイシーさが絶妙です。

形・中身のタイプ

カレーパンの形や中身のタイプについて説明します。

これらの要素は、カレーパンの味わいや食感、そして見た目の楽しさを大きく左右します。

まず、カレーパンの形から見ていきましょう。

カレーパンの形

俵型:

  • 最も一般的な形状で、手に取りやすく食べやすいのが特徴です。
  • パン生地とカレーのバランスが良く、安定した美味しさを楽しめます。  

丸型:

  • 可愛らしい見た目が特徴です。
  • パン生地がふっくらとしており、中のカレーとの一体感が楽しめます。

キューブ型(焼きカレー):

  • 四角い形状が特徴で、見た目にもインパクトがあります。
  • 焼きカレーパンは、揚げカレーパンに比べてヘルシーで、近年人気が高まっています。

三角形(食パン使用):

  • 食パンを三角形にカットして作るカレーパンは、手軽に楽しめるのが魅力です。
  • よりサクサクとした食感が特徴です。

スティック型:

  • 細長い形状が特徴で、片手で手軽に食べられます。

中身のタイプ

ペースト系:

  • 滑らかな舌触りが特徴で、カレーの風味が均一に広がります。
  • 野菜や果物をじっくり煮込んでペースト状にすることで、素材の甘みや旨味が凝縮されます。
  • お子様からご年配の方まで、幅広い層に親しまれる定番の味わいです。

具がゴロゴロ系:

  • 大きめにカットされた肉や野菜がたっぷり入り、食べ応え満点です。
  • 具材の食感や風味がダイレクトに楽しめ、満足度の高い一品です。
  • 牛肉、豚肉、鶏肉など、肉の種類によっても味わいが大きく変わります。

キーマ系:

  • ひき肉と野菜を炒めて作るキーマカレーは、スパイシーで濃厚な味わいが特徴です。
  • ひき肉の食感とパンの相性も抜群です。
  • スパイスの配合によって風味が大きく変わるため、お店ごとの個性が際立ちます。

カレーパンに似ているパン

カレーパンに見た目が似ているピロシキというパンがあります。

ロシアやウクライナなど東ヨーロッパで古くから親しまれている伝統的なパンです。

中身は、肉・魚・野菜が入っていたりと、具材に決まりはありません。

ピロシキの画像
写真:CANVA

またジャムなど入った甘いピロシキもあるんです。

ピロシキは揚げるよりも焼いたものが一般的とのこと。

日本にピロシキが伝わったのは、戦後、ロシアからの引揚者やロシア料理店を通じてと言われています。

カレーパンの発祥はどこ?

「カレーパン」と聞くと、あのスパイシーな香りとサクサクの衣を思い浮かべ、思わずお腹が空いてしまう人も多いのではないでしょうか?

さて、この国民的パンとも言えるカレーパン、一体どこから来たのでしょう?

カレーとパンの組み合わせから、インド?イギリス?それともヨーロッパのどこかの国?と、外国生まれを想像するかもしれません。

実はカレーパン、れっきとした日本生まれのパンなのです。

では、一体いつ、どこで、どのようにしてカレーパンが誕生したのでしょうか?

カレーパン誕生の秘密に迫り、その発祥とされるお店をご紹介します。

名花堂:震災復興から生まれた国民的パン

1877年(明治10年)創業の「名花堂」(現在のカトレア)は、東京・深川常磐町で地元の人々に愛されるパン屋でした。

二代目の中田豊治さんは、新しいパンの開発に情熱を燃やしていた矢先のことです。

1923年(大正12年)に関東大震災が発生し、名花堂も大きな被害を受けました。

しかし、中田さんは震災からの復興を願い、新商品の開発に力を注ぎます。

当時の人気メニューであったカレーとカツレツに着目します。

試行錯誤を重ね、ついにカレーをパン生地で包み、カツレツのように揚げるという画期的な製法を考案しました。

1927年(昭和2年)、中田さんはこのパンを「洋食パン」として実用新案登録しました。

登録内容には「具の入ったパンをカツレツのように揚げる」とありましたが、残念ながら「カレー」という言葉は含まれていませんでした。

しかし、この「洋食パン」こそが、現在のカレーパンのルーツとされています。

カレーパンは、震災復興という困難な状況の中で、日本人の創意工夫と情熱によって生まれた奇跡のパンと言えるでしょう。

現在、「名花堂」は「カトレア」と名前を変え、元祖カレーパンを販売しています。

甘口と辛口の2種類があり、どちらも創業当時から受け継がれる伝統の味を守り続けています。

お店情報
店名:Cattlea(カトレア)
住所:東京都江東区森下1-6-10
営業時間:7:00~19:00
     8:00~18:00(祭日)
定休日:日・月曜日

※お店の情報は2023年5月の時点です。

入船ベーカリー:革新的な挑戦

カレーパンの歴史には、もう一つの重要な物語が存在します。

それは、東京都練馬区にあった入船ベーカリー(現在のデンマークベーカリー)の創業者、井戸錠市さんの挑戦です。

1934年(昭和9年)、井戸さんは叔父さんの惣菜屋の隣でパン屋を始めました。

井戸さんは、型破りなアイデアマンとして知られ、常に新しいパンの開発に情熱を燃やしていました。

ある日、井戸さんは叔父さんの惣菜屋で出していたカレーを試食し、パンとの組み合わせを思いつきます。

そこから、彼の試行錯誤が始まりました。

  • Try 1:食パンにカレーを挟んでみる
    井戸さんは、手軽に試せる方法として、食パンにカレーを挟んでみました。
くみん
くみん

せやけど、カレーがこぼれてもうて、めっちゃ食べにくくて、結局あかんかったんやって。

  • Try 2:アンパンみたいにカレーを包んで焼いてみる
    次に、井戸さんはアンパンのようにパン生地でカレーを包み、焼いてみることにしました。
くみん
くみん

焼いたらパン生地がパッサパサになって、カレーとの相性もイマイチで、これもアカンかったんやて。

  • Try 3:カツレツをヒントにカレーを包んで揚げてみる
    試行錯誤の結果、井戸さんはカツレツの製法をヒントに、パン生地でカレーを包み、揚げてみることにしました。
くみん
くみん

ほんで、サクサクの食感とカレーの風味がめっちゃええ感じにマッチして、ついに大成功したんやで。

井戸さんの飽くなきチャレンジ精神は、現在のデンマークベーカリーにも受け継がれています。

お店の情報
店名:デンマークベーカリー練馬店
住所:東京都練馬区練馬1丁目5-7 
営業時間 7:00~20:00

※お店の情報は2023年5月の時点です。

カレーパン、国民食への進化:専門店からコンビニまで、その勢いは止まらず!

カレーパンは、パンを油で揚げるという斬新な発想で、瞬く間に全国へと広がりました。

その進化は、とどまることを知りません。

  • 2000年代:専門店ブームと異業種からの参入
    • 2002年頃から、カレーパン専門店が続々とオープンし、その多様な味わいが注目を集め始めます。
    • 同年、東京土産の雄「東京ばな奈」がカレーパン市場に参入。
      「東京ばな奈カレーパン」は、バナナピューレ入りの斬新な味わいで、東京丸の内では一日2,000個を売り上げる伝説的な人気を博しました。
      2022年には、店舗限定で復活し、再び話題を呼びました。
  • 2010年代:カレーパングランプリ開催、コンビニのレジ横へ
    • 2016年、日本カレーパン協会主催の「カレーパングランプリ」が開催され、全国のカレーパン職人たちが腕を競い合います。
    • 2017年、コンビニエンスストアのローソンが、CoCo壱番屋監修の「カリパン スパイシーカレー」をレジ横フードとして発売。
  • 2020年代:コンビニ進化、専門店多様化、新たな食感の提案
    • 2021年、セブンイレブンが店内で揚げたてのカレーパンの販売を開始し、コンビニエンスストアのカレーパンは、さらに進化を遂げます。
    • 2022年にはファミリーマートが関西限定で店内揚げたてカレーパン販売を開始するなど揚げたてカレーパンがコンビニエンスストアでしのぎを削っています。
    • 同年、名古屋にカレーハウスCoCo壱番屋の新ブランド「SPICE UP!COCOICHI BAKERY」がオープン。
      カレーパンだけでなく、スパイスを使った革新的なパンが話題を集めています。
    • カルディコーヒーファームからは、パンに塗って焼くだけでカレーパンの食感が楽しめる「ぬって焼いたらカレーパン」が発売され、新たな食感のカレーパンが提案されています。

現在も、ご当地カレーパンや個性的なカレーパン専門店が誕生し続けています。

【まとめ】カレーパンの未来:新たな可能性を探求

カレーパンは、日本のパン職人の創意工夫から生まれた国民的パンです。

その歴史はまさに革新の連続で、誕生から現代に至るまで、形や味は多様に進化しています。

また各地域の特色を活かしたカレーパンや専門店が登場するなど、その人気は衰えることを知りません。

伝統的な味わいを守りつつ、新しい具材や製法を取り入れた斬新なカレーパンが次々と生まれるでしょう。

これからもカレーパンの進化から目が離せません。

  • カレーパンは、日本発祥のパン
  • 「洋食パン」で実用新案登録した名花堂
  • 入船ベーカリー創業者の井戸錠市さんのチャレンジから生まれたカレーパン
  • カレーパンは、バリエーションが豊富で無限にアレンジできる

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